「オモコロ」に1人の就活鬱が救われる話
初めまして。合掌と申します。
皆さんは「オモコロ」というwebメディアはご存知でしょうか?
この記事の題名に「オモコロ」が使われていますので、「オモコロに救われたってワケね...」としたり顔でクリックした読者の皆様におかれましては、馬の耳に念仏でしょう。
ですが「就活鬱」と文字に惹かれてクリックした方に簡単に説明します。
はい。
正直、オモコロに救われた私でも、この公式文面以上の美化や礼賛はできません。
では、早速私が如何に「オモコロ」に助けられたのかの経緯を話させていただきます。
「就活という泥に足を取られる」
「就職活動」略して「就活」。既に社会人として働いていらっしゃる方々はご存知でしょうが、会社に対して筆記試験・ES・面接という門をくぐり抜け、「内定」というメダルを頂く活動です。
はっきりと言いますが、私はこの就活で地獄を見ておりました。去年から準備を行い、何十社にエントリーを行い、面談も何社も行いました。
しかし、結果は
就活のあるあるジョークである「祈られすぎて神になる」という実績を解除するほどでした。今でもこのように茶化していないと、普通に辛いです。祈るくらいなら内定をくれないか?
鬱々とした実情でしたので、私の心はどん底。「就活」という文字や「内定」、「面談」という文字を見るだけで意味もなく涙が溢れ、夜な夜な「内定がもらえずに卒業し、親の脛を齧るような生活になったらどうしよう」と泣き過ごしていました。
「オモコロとの出会い」
そんな中、ある日
この動画がYouTubeのあなたへのおすすめに現れました。
正直、「会社」という文字や「ビジネスマン」という言葉に嫌気がさし「これだからYouTubeくんはさぁ...」みたいな気持ちになりましたが、常識的に考えて一流のビジネスマンと自称するなら仮面の付けた怪しい男でYouTubeで動画投稿はしないだろうという思いからクリックしました。
結果として、私はめちゃくちゃ笑いました。久しぶりに面白すぎて涙が出ました。
内容をぼかして表現するのであれば、「小学3年生男子、もしくはそれ以下のユーモア」ですが、ささくれた私の心にはとても効きました。
「オモコロ」の運営会社であるバーグハンバーグバーグの社内チャットを抜粋し、返答を問題としたものでしたが、
その返答がまともではない。文字上で奇声と称するのもおかしなものですが、奇声としか言いようがない鳴き声と、小学3年生男子が喜ぶような言葉が連発しています。
むしろ「社内チャットとしてこんな赤裸々にしていいのか?」と感じます。
ひとしきり笑った後、元気が湧いてきました。
本当に申し訳ないのですが、「このような人たちが社会人なら、私も社会人になれるのではないか」と考えるようになりました。
勿論、この人たちも動画として出している以上、あえてこのような面白い部分を抽出したのだろうと、やらせなのもあるのだろう(今ならわかる。このチャットは絶対にやらせじゃない)とも感じましたが、少なくともこの人たちよりも私は絵に描いたような社会人になれる自信があります。
100人いれば100人全員に勧められるような動画ではないし、何なら20代よりも10代以下にウケるセンスで私は救われました。
この動画で救われてから、就活の傍ら私はオモコロチャンネルの動画を全部試聴し、オモコロのweb記事や、オモコロに関する動画、記事を見回るように。
今までは、お祈りメールが来るたびに気持ちが3日くらいどん底に落ち込んでいたのが、オモコロの動画や記事を見たり読んだりすることで切り替えられるようになりました。
未だに、就活活動は終わっていませんが少なくとも鬱になりそうな程の苦しみはありません。オモコロを見ながら、何とか頑張っています。
以上が、私が「オモコロ」に救われた経緯です。
このブログを書こうと思ったきっかけは、オモコロに対しての感謝を文字で表現してみようと思いついたためです。
あの時、私があの動画をクリックしていなかったら、今どうなっているかはわかりません。むしろオモコロに出会った私よりも先に内定を頂けて就職活動を終えていたのかもしれないし、毎日泣き腫らして辛い日々を過ごしているのかもしれません。
どんな未来であっても、オモコロに出会えてよかったと今は思います。
しょうもない下ネタや、奇声、ジョークで、暗い気持ちを振り払ってくれて、ありがとうございます。
就活、頑張ろうと思います。
終わり